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琳派 八橋図屏風

中村岳陵(1890-1969 明治23-昭和44)に学んだ菖浦 大悦は、光琳の「八橋」のスタイルを描いています。後に群青社を創設しました。

菖浦 大悦 八橋図屏風
菖浦 大悦, 1902-1999 

尾形光琳(1658~1716)の燕子花図屏風から約10年後に描かれたとされる「八橋図屏風」は、こうして現代まで描き継がれています。渡辺始興の「燕子花図屏風」も見事ですね。神坂雪佳ル・モンド・エルメスの表紙になった「八橋」。また、琳派の花鳥風月を代表するといえば「四季花鳥図」ですね。楓さんの「四季折々花鳥風月 草花図屏風」で狩野派、抱一や光琳の作品、「四季草花図屏風 Flowers and Grasses of the Four Seasons」では、日月四季花鳥図屏風の部分、俵屋宗達や宗達派、「伊年」印、土佐派の作品を紹介しています。

酒井 抱一 八橋図屏風
酒井 抱一 1761(宝暦11)~1829(文政11)

1812年に抱一が、光琳の「風神雷神図屏風」の裏に「夏秋草図」を描き、抱一自身も「風神雷神図屏風」を描き、「八橋図屏風」も描いています。そのほかに、「扇流水図屏風」という作品もあるそうです。そのほかに若冲と比較している抱一の「鸚鵡図」が異国を思わせます。雪月花を楽しめる「藤蓮楓図」は素敵ですよね。酒井抱一のボタニカルアート(木版画)や「絵手鑑の内蓮池に蛙図」は、KAFKAさんでご覧いただけます。また「光琳意模」の銘を持って、「佐野渡図」「八橋図」を蓋表と蓋裏に描く硯箱は原羊遊斎ですが、柴田是真は、「業平蒔絵硯箱」を模しています。

『第12回 秘蔵の名品 アートコレクション展 花鳥風月「日本とヨーロッパ」展』では、モネの「睡蓮(1907年)」、マネの「芍薬の花束」に、酒井抱一の「四季花鳥図屏風」などが展示されています。2006年9月9日(土)~10月1日(日)から出光美術館で、国宝 風神雷神図屏風―宗達・光琳・抱一 琳派芸術の継承と創造―が予定されています。

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» 酒井抱一 扇流水図屏風 [mari-note]
こちら、酒井抱一のFans and Stream ですから「扇流水図屏風」です [続きを読む]

受信: 2006年8月17日 (木) 11時25分

» 江戸のオランダ 若冲と抱一の鸚鵡図 [Life Carrer Counseling]
鸚鵡が二羽と花の構図は、酒井抱一です。色彩のせいでしょうか。赤、そして背景の濃いベージュ(金色が褪めたよう)が、異国情緒をかきたてます。 白い真綿のような鸚鵡は目を瞑る。 この絵は、海を渡るために描かれたようですね。オランダ、あるいは清との芸術の交易が生...... [続きを読む]

受信: 2006年8月17日 (木) 18時20分

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